firefox 33 beta webide

firefox osでのアプリ開発についていろいろ情報を集めてるんですが、いまいち「これ」といったわかりやすいものにヒットせず...公式のドキュメントも歩き方がよくわからない。
ひとまずQuickStartを見て、OpenLayersのサンプルが動く程度にはなんか作ったので公開してます。
https://github.com/dink-straycat/fxosmap

調べていくうちに、mozillaはwebideっていうのをfirefoxに載せようとしてるって情報が。
現時点でのfirefoxの最新版は32.02。webideは34から公式になるらしいですが、33でも設定を変更すれば使えるんだとか。で、33のリリース予定は10月半ば。
いまのところ33のベータ版が使えるようなので、ちょっとそれに手を出してみます。

firefoxの更新チャネルを、インストールしたディレクトリのdefaults/pref/channel-prefs.jsを変更して直すことはできるけど、releaseからbetaに変えても更新に失敗する...

しかたなく公式サイトからbeta版をダウンロードしてインストール。ぶじ33betaになった。
firefoxを起動して、about:configでdevtools.webide.enabledをtrueに変更したら、開発ツールにwebideが出現。しばらくいじってみよう。

vivotab note 8 flame driver

vivotab note 8とmozilla flameをつないでみたくて頑張ってみました。あまりに手順が複雑なので、わりといい加減なメモを残しておきます。他のドライバのインストールで困った時とかにも応用は効くはず。

必要なもの

  • OTGに対応したUSBケーブルとかハブとか
  • USBキーボード(bluetooth不可)

手順

  • 起動時のカスタマイズができるようにするために、デバイスの暗号化をオフにする。チャーム->設定->PC設定の変更->PCとデバイス->PC情報
  • 起動時にUSBキーボードを使えるようにするために、fastbootを無効にする。チャーム->設定->PC設定の変更->保守と管理->回復->PCの起動をカスタマイズする->トラブルシ>ューティング->詳細オプション->UEFIファームウェアの設定->Boot->Fast Boot->Disabled->Save Changes and Exit
  • ドライバ署名の強制を無効に。チャーム->設定->PC設定の変更->保守と管理->回復->PCの起動をカスタマイズする->トラブルシューティング->詳細オプション->(その他の修復オプションを表示->)スタートアップ設定->7)ドライバー署名の強制を無効にする
  • SmartScreenの解除。チャーム->設定->コントロールパネル->システムとセキュリティー->アクションセンター->Windows SmartScreen設定の変更->何もしない
  • 公式サイトに従ってドライバのインストール。
  • SmartScreenを再度有効化。
  • FireFoxにADB Helperとかをインストール。このへんも公式サイトとかに従って。

その他

Flameやキーボードを接続するのに、BuffaloのBSH4AMB01BKっていうOTG対応のUSBハブを使いました。ACアダプタはつながなくても問題なし。起動時のUSBキーボードは、ポートによって認識したりしなかったり...

ほかにもOTG対応のUSB変換ケーブル(メーカーとかの詳細は忘れました)を持ってますが、電力が足りないのか、Flameをつなぐと認識->認識失敗を繰り返して使えませんでした。

しかしなんていうかまあ...めんどくさいですね。

vaio p linux mint quiana mate

1年ぶりのご無沙汰です。

vaio p(VGNP11AKJ)のlinux、じつは去年の年末くらいからfedora20に変えてました。
なぜかyum updateしたら調子が悪くなってきたので、再びmintに戻ることにしました。
せっかくなので記事を残しておきます。


mintの最新版は17で、quianaっていうんですね。なんかv2ってのが出てたのでそちらを使用してます。
例によってmate。

インストール手順は、むかし書いてた以下の記事を参考に、とりあえず変更点だけ書いていきます。

http://d.hatena.ne.jp/dink/20130112/1358002967

インストールの準備

今回はJAISTのサーバから持ってきました。
http://ftp-admin.blogspot.jp/2013/06/linux-mint.html
http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/linuxmint/

インストール

起動時のブートオプションは不要でした。そのまま普通に起動。画面も問題なし。
なお、前回と違って今回はmbrgrubを書いて、windows8grubから起動するようにしてます。

設定

再起動後の画面周りの設定(起動時のオプションとかxorg.confの設定とか)もやっぱり不要。
なにもせずとも、サスペンド・レジュームも問題ありませんでした。

日本語化は、今回はLinux Mint Japanの成果を利用させて頂いてます。
http://linuxmint-jp.net/download.html

問題点

例によって徐々に潰していく予定です。以前解決出来てるものもあるし。

vaio p linux

現在のvaio p(VGNP11AKJ)は、以前インストールしたlinux mint 14をaptでアップデートした15で動かしてます。詳細については14のときにここで書いてたので略。

さいきんヤフオクVGA/LANのアダプタを入手して、これを使うためにfbdevからgma500_gfxを使う必要があって、徐々に移行してます。
手順としては以下。

  • /etc/X11/xorg.conf で指定してた Driver を fbdev から modesetting に変更。
  • /etc/default/grub で指定してた gma500_gfx.dummy=0 を削除。sudo update-grub

gma500_gfxにすると、以下のようなメリットとデメリットが。

  • xrandrが使えるようになる(外部モニタが使えるようになる)
  • サスペンドしてレジューム時に画面が壊れる(ctrl+alt+bsでXを再起動すると使える。要quirk関連)
  • acpi関連のスクリプトを用意しなくても、Fn+F5, Fn+F6で輝度が変更できる(覚えてくれないので、再起動すると最大輝度に戻る)
  • 画面がちらつく(リフレッシュレートが落ちてる?)

レジューム時に画面が壊れる件については、その後調べたところxrandrで解像度をいじれば復活することがわかったので、以下のようなスクリプトを /etc/pm/sleep.d/0000_xrandr に置いて chmod +x してます。

#!/bin/sh
case "$1" in
    resume|thaw)
        xrandr -d :0.0 --output LVDS-0 --off
        xrandr -d :0.0 --output LVDS-0 --mode 1600x768
        ;;
esac

リフレッシュレートは、いろいろ調べて/etc/X11/xorg.confにModelineを指定してるんですが、あまり効果ない感じ。そもそもこのへんはKMSだと、Xが起動する前から決まってんじゃないのかな...詳しく調べてみないとわからん。


ここまで設定したところで、ふとUSBメモリfedora 19のlxde spinを入れて動かしてみたら、なんの設定をしなくてもgma500_gfxで動いてサスペンド&レジュームできてる。もう乗り換えようかな...